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誰と、どんなふうに住む?

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真鍋 邦大

真鍋 邦大

自己紹介に替えて、2012年1月17日に綴った地元回帰宣言を。ここに私の想いと志しが詰まっております。

【ご報告】
日頃大変お世話になっている皆様にこの場をお借りしてご報告させて頂きます。本来であれば直接ご挨拶にお伺いすべき所ですが、物理的な制約もございます。お目にかかれる際には改めてご説明差し上げますが、第一報はこの場ということでもお許し下さい。

私、今月末を持ちましてRBSを退職致します。新卒でリーマン・ブラザーズに入社して以来、生業としておりました金融の世界からも足を洗います。天狗の鼻を複雑骨折させられて始まった7年間でしたが、尊敬出来る上司、ビジネスの厳しさを背中で語ってくれた先輩、優秀な後輩に恵まれ本当に素晴らしい時間でした。荒波に揉まれまくりながらこの業界で戦い抜けたことに少しばかりの誇りを持って次のステージに移りたいと思います。

さて、来月からは生活の軸足をぐっと四国に移します。人それぞれにおいて仕事の持つ意味合いは異なると思いますが、私にとって仕事は自己表現の場です。次のステージで表現するのは地元への恩返しです。その為に独立します。分かり易いくくりで言えばソーシャル・アントレプレナーというのが近いのかもしれません。

地方は疲弊し、活気を失っていると言われております(私はよっぽど都市生活者の方が疲弊していると思っているので、全く信じておりませんが)。少子化・高齢化・人口流出が止まらない、これは紛れもない事実です。私にとってみれば地元は介護がそろそろ必要になり始めたお爺ちゃんのようなものです。これまでお世話になったお返しに、現役世代の私が手を差し伸べる必要があると思っています。

一方で、四国は豊かな自然と食文化、お遍路に象徴される人間味溢れるコミュニティが残る可能性の宝庫です。そう言った点では四国は今後の成長が楽しみな子供のようなものです。そして、子供の未来を創るのも他でもない現役世代の役目です。要は、地元は私にとってお爺ちゃんであり子供なんです。そう考えれば、地元の為に働くことは地元に育てられた私にとって自然な流れです。

受け入れて頂けるなら瀬戸内に浮かぶ島を活動の場の一つにしたいと思っています。島は地元香川の象徴であると同時に社会問題の縮図です。課題先進国と言われる日本の中でも先頭を走っているわけです。欧米のテキストを読んでも、北欧の社会制度を羨んでも、ましてや古き良き日本を懐かしんでも答えなんてありません。だからこそ、自分自身フロントランナーとして社会問題の解決に真正面からぶつかりたいのです。

正直申し上げて、お恥ずかしながら確固たるビジネスモデルなんてありません。あるのは、想いと志しだけです。だからこそ皆さんからの叱咤激励が私には必要です。野球で負け続けても、会社が潰れても、前に進む力を与えて下さったのは間違いなく周りにいる方々でした。それと同じ様に今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻を賜われれば幸いです。地に足つけてやっていきます。引き続きどうぞ宜しくお願いします!

2012年のテーマ「想いを形に、志しを行動に、飛躍への覚悟」